お知らせ

院長からの季節のメッセージ

2025-05-01

「暑さに向けての体調調整」
最近、急に暑くなる日がありますね。
この時期、急な暑さにも対応できるように、体調を整える方法をお伝えしたいと思います。
そのためには、以下の調整を行うとよいでしょう。

1.冬に溜め込んだ老廃物を排泄する
血中の老廃物が多いと、血液の流れも悪くなり、「ほてり」や「冷え」を引き起こします。
この時期は、春野菜や野草など苦味の野菜が多く、むくみの改善や老廃物の排泄に有用です。上手くできていますね。老廃物が排泄されている時は、血液がドロドロになりやすいですから、お腹を空かせてから食べる、食べ過ぎない、は原則です。糖・脂質の摂り過ぎにも注意しましょう。

2.血流を良くする
暑い時は、全身を流れる毛細血管からも放熱しますが、日頃運動不足で毛細血管の数が少ないと、暑いときの冷却機能が落ちます。今のうちにできるだけ体を動かすようにして暑さに備えましょう。水分摂取も忘れずに。

3.自律神経バランスを整える
熱中症の内的要因として、汗を出して熱を下げるという自律神経がうまく働かないことにあります。水を補給していても汗がかけないのはそのためです。自律神経が正常に働けば、発汗して体温が上がらないように調節します。規則的な生活リズム、睡眠、食事を楽しむ、好きなことをする、ストレスへの対応を上手くする、など自律神経を乱さない生活を心がけましょう。

以上のことは、梅雨時にも不調なく乗り切るのにも役立つと思います。夏に向けて体が順調に馴染みますように。

院長 落合広子

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